暑さから子どもを守る~子どものための脱水と熱中症対策~

子育て

こんにちは、nicoです。

連日、突き刺さるような日差しが続き、常に熱中症と隣り合わせの状況が続いていますね。

子どもは体温調節がまだ未熟で自分で状況をうまく伝えられないこともあり、親としてはさらに気を引き締めた管理が必要です。

今回はそんな子どもの熱中症についてまとめてみました。

是非最後までご覧ください。

熱中症とは

高温多湿な環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能が崩れたりすることなどによって、体内に熱がこもった状態のこと。

かつては、日射病や、熱射病などとも呼ばれていましたが、現在では「熱中症」と一括りにして呼ばれています。

子どもは体温の調節機能が十分発達していないにも関わらず、代謝が活発な乳児や幼児は脱水を起こしやすいため特に注意が必要です。

子どもの体の70%が水分と言われているよ。

ちなみに大人は55~66%ほど。

熱中症の原因

・気象条件(気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強い)

・65歳以上、15歳未満

・持病がある(心疾患、肺疾患、精神疾患、高血圧、糖尿病、認知症など)

・肥満

・熱い日中の行動(激しい運動や慣れない運動、長時間の野外作業、水分摂取が少ない)

子どもは大人に比べ背が低いため、地面からの熱を受けやすい

・健康状態がよくない

・エアコンなどの空調設備を使用していない

熱中症の症状

軽症~中等症

・めまい

・たちくらみ

・筋肉のこむら返り

・手足のしびれ

・気分不快、吐き気、嘔吐

・頭痛

・体のだるさ

・力の入りにくさ

トイレの回数が減る、おしっこの量が少ない(又は色が濃い)

子どもの顔が赤い、大量に汗をかいている

重症

・高体温

・意識がない

・全身の痙攣

・呼びかけに反応しない

・まっすぐに歩けない、走れない

熱中症の治療

・水分補給(経口補水液をゆっくりとこまめに)

→自力での摂取が難しい場合は点滴での水分補充が必要

・冷却(冷えたペットボトルなどを脇の下や首の付け根、太ももの付け根にあてる)

熱中症の予防

・日傘や帽子の使用

・こまめな水分摂取

小さな子どもは喉が渇いても自分では言えません。

 大人が積極的に声掛けし飲ませるようにしましょう。

・気温の高い日は外出を控える

・衣類の調整を行う、汗をかいたら着替える

大量の汗をかいて濡れたままの衣類を着ていると、熱中症になりやすくなります。

・エアコンや扇風機の温度調節をこまめに確認

冷たい風が当たり続けると体が冷えてしまうので、特に睡眠中は子どもにエアコンや扇風機の風が直接当たらないように気を付けましょう。

また、天井と床では1~2度室温が変わると言われています。

大人はちょうどよくても子どもは寒すぎることがあるので扇風機などで室内の空気を循環させましょう!

車の中の暑さにも注意が必要です!

・車に乗る少し前にエンジンをかけて車内の温度を下げよう

・直射日光を防ぐためにチャイルドシートのそばに日よけを設置しよう

・決して子どもだけを車内に残さない!!!!!

エアコンを付けていても、エンジンがオーバーヒートして停止したり、子どもがスイッチをいたずらする危険があります。

熱中症対策グッズ

・チャイルドシートやベビーカーにつける接触冷感シート

・ハンディファン

・ネッククーラー

・リュック用保冷剤

・帽子用保冷剤

などなどさまざまなアイテムが発売されています。

お子さんの月齢に合わせ、適した対策グッズを利用してみてください!

我が家はハンディファンを使用したり、お出かけに行くときは凍らせたペットボトルを持参するようにしています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まだまだ暑い日が続くことが予測されます。

熱中症は常に私たちと隣り合わせです。

子どもを熱中症から守るために大人が気を付けてみていくこと、できることをまとめてみました。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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